
なんとなく転職したいんだけど、本当にすべきなのか、するとしたらどういう仕事を選ぶべきなのかと思っていませんか?
私はホームセンター⇒会計事務所⇒鉄工所という、かなり思い切った転職をしました。
私には鉄工所がすごく合っていて、鉄工所に今も勤め続けています。
転職は人生を変える大きなきっかけになります。
皆さんにも、転職で楽しい人生を歩めるように、私自身の経験と、
今思えばこうすれば良かったと思うところもふまえてお伝えしたいと思います。
まずは本当に辞めたいのか、真剣に考えてみる
転職を考えているということは、辞めたい理由があるはずです。
この理由をはっきりと整理して、転職活動をしなければ、同じように辞めたくなることになります。
よくある辞めたい理由3つについて一緒に考えていきましょう。
①給料が少ない
仕事がきついのに、給料が少なすぎると感じる若手は多いです。
私も若い頃は自分はもっと価値がある。もっと必要としてくれる会社があるはずだと思っていました。
しかし、今辞めようとしている会社の10年先輩はどんな表情で働いていますか?
家族がいて、車も乗っているし、家も持ち家なんていうような先輩が多いのであれば、
あなたのいる会社は良い会社である可能性が高いです。
聞きやすい先輩にいくらもらっているのか聞いてみても良いかもしれません。
②人間関係で合わない人がいる
どこの会社にも一人や二人、「この人は苦手だな」と思う人はいます。
その程度なら、もう少しその人と接する回数を増やして、相手を理解しようとしてみるか、
逆に絶対接さないといけない相手ではないのであれば、それとなく距離をとってみましょう。
もしも、会社の半数以上が苦手ならすぐに辞めてください。
私は最初の会社で半数以上が嫌いでしたが、新卒で入った会社で、親も就職を喜んでくれているのに、
すぐに辞めるわけにはいかないと考えて頑張りすぎてしまい、うつ病だったかは分かりませんが、
「他の会社に就職したみんなは働き続けられているのに、1年間も経たずに辞めてしまうなんて、
自分は社会人失格なんだな」と自信を失ってしまいました。
そんな気持ちで転職活動をしても受かるわけもなく、半年間、次の仕事が決まりませんでした。
健康で元気であれば、何事もうまくいきます。
自分を大切に無理をしないでください。
③仕事内容に不満がある
いつまでも雑用のような仕事で、成長している気がしないし、将来に不安を感じるということもあると思います。
これに関しては、初めは雑用のような仕事が続く会社が多いのではないかなと思います。
私自身も鉄工所で長く勤めていますが、初めはそんなもんでした。
私は進学校を卒業していて、工業高校出身に人達と比べると、頭の良さには自信があり、
教えてくれたらみんなに負けないスピードで成長することが出来ると思っていました。
しかし、工業の勉強はしたことが無いため、なかなか習得できず、初めは簡単な雑用のような仕事ばかり。
あとから入ってきた後輩にもどんどん抜かされていきました。
そんな時に色々考えて、「自分は自意識過剰だったな。先輩から何かを学ぼうという態度ではなかったかもしれない。出来ることを全力でやろう。進学校を卒業していても、工業においては自分はこの中では最も馬鹿だ」と見つめ直すようになりました。
それからは雑用のような仕事にも全力で取り組むようにしました。
とにかく分からないことは聞いて、小さな知識を蓄えていく。
見てくれている人は見てくれています。
年数とともに会社からの任される仕事の内容も難しくなり、今ではやりがいを感じています。
あなたは新人のくせに「みんなよりも出来ますよという態度の人」と、
「分からないので教えてくださいという態度の人、」どちらに教えてあげたいですか?
あなたは「先月教えて今日できない人」と、「先月の内容を習得して、今日は新たな疑問を聞いてくる人」どちらに教えてあげたいですか?
私の場合は、私の態度に問題があったように思います。
しかし、自分は勤務しているのに、本当に誰も何も教えてくれず、とても居心地が悪い会社もあると思います。
または逆に仕事量が明らかに他の人よりも多くて帰れないなんていうこともあるかもしれません。
仕事を任せてもらえるのは出来る証拠ですが、その仕事量と給料が割に合わないと感じたりしているのであれば、
転職したほうがいいかもしれません。
次の転職先では何を求めるか
何がしたいわけではないんだけど、今の会社では働きたくない。
という理由だけで辞めてしまうと、次の職場はどういうところにすべきかが問題です。
自分はお金が好きなので、給料が高めで、面白そうと感じる仕事を応募していました。
また、将来結婚して、単身赴任だなんて絶対に嫌だなと思い、転勤のない会社を選びました。
地元を選んだのは全国転勤の仕事に就いてみて、地元から離れて就職してみて、
家族の支えが気持ちの支えになっていたことや、友人にすごく元気をもらえていたことに気付いたからです。
また、転職会議や就活会議、会社の評判などに記載されている実際に働いていた人の声も参考にしました。
口コミの件数が多いということは、悪いことの多い会社だと私は思っています。
良い会社なのに口コミ書きますか?私は逆に怖いので除外しました。
お金・残業時間・休日の多さ・人間関係・勤務地などが決めるポイントだと思いますが、
もう1つ項目にプラスしておいてほしいのが、体力やストレスです。
力仕事なのか事務仕事なのかで、一日のエネルギー消費量が全然違うと思います。
平日に帰ってきてから、副業の時間をとるという考えの人や、
帰ってきてからは趣味のゲームやアニメで気持ちを切り替えて、また次の日の仕事に備えたいなど、
あると思うのですが、これが力仕事だと寝るだけになってしまいがちです。
体力面やストレスのたまらない働き方は自分にとってどんななのかということも考えられると良いですね。
良い会社ってどこを見たらいい?
こればかりは私の偏見で書かせていただきますが、
私はトイレの綺麗な会社はお客さんを大切にする会社だと思っていて、必ずトイレは見るようにしていました。
また、お客さんに見られないような従業員だけが使う更衣室なども見れる機会があれば見れると良いですね。
こういうところまで、掃除の行き届いている会社は、従業員の気持ちも大切にしているような気がします。
また、従業員の乗っている車も見ました。
給料がたくさんがあるのに、何十年も前のボロボロの自動車に乗っている人は少ないですよね。
普通車が多く、年式の新しめな車が多い会社だと給料多いんだろうなと思っていました。
会社の外壁塗装は綺麗かどうかも見ました。
お客さんの商品だけでなく、会社そのものの見た目に余裕があるように魅せられる会社なのであれば、財務状況も悪くないのではないかと思っていたからです。
まとめ
転職は人生を左右する大きな選択です。
一度、なにが不満なのかを書き出し、それを解決するにはどうすべきかなど書き出してみるといいかもしれません。
さらには、自分が仕事で得たいこと、将来的にこうなりたいなど、すべて書き出してみると、
ますます自分を見ることが出来ると思います。
良い転職が出来ると良いですね!
本日もご覧いただきありがとうございました。
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